2010年4月17日土曜日

ナルガン同盟(Knalgan Alliance)

この陣営の雇用パターンは多岐に渡り、またその雇用が非常に重要な陣営でもある。
「初心者対象」の原則から言うと、この陣営自体を使うこと自体がおすすめできない。
本稿は筆者の個人的な雇用戦略を記したものであり、参考になるかは保証できない
(裏を返せば他の陣営の記事に関しては、ほぼ正しいことを書いている自負はある。)

ドワーフの戦士
銃撃兵や警護兵にも言えることだが、主力が移動力4と言うのは非常に痛い。ほとんどの1vs1マップは移動力5を仮定して作られているため、このデメリットは文字通り「手足を失った」ようなものである。その他の性能を見ると、近接ユニットにしては珍しく2種類の属性を持って言る。単に腐りにくくなるだけでなく、残りHPが8や15,16のユニットの場合はハンマーを使うことによってわずかながら倒す確率をあげることができる。優れた耐性を生かして戦線の強度を上げるのが主な役割になるだろう。逆に一つの戦線に複数いても移動力の関係でなかなか活躍できないだろう。柔軟に使える重歩兵としてはなかなかの性能だし、狭いマップでは普通に強いのであまり見くびらないように。


ドワーフの銃撃兵
投射一回攻撃とある意味漢らしいユニット。安定して当てるためには確率論的には複数雇って撃ちまくるしかないが、それにはあまりにも高すぎる。反撃に期待して防御的に使うのにはそこそこ適しているが、相手の機嫌と運に左右される。基本的には貫通弱点の敵を牽制および排除するのが正しいだろう。対ドレークではこいつの密度をまずあげないと話にならない。また、値段分の働きをするのは難しいがどの陣営に対してもそこそこの相性なので迷ったら雇っておくのも悪くはない。

ドワーフの狂戦士
ナルガンで最重要なユニットと言える。とりあえず相手がドレークやナルガンでなければ雇用を検討し始め、アンデッドなら即座に雇う。したがって少なくとも序盤で19g手元にある状況を作っておきたい。基本的には高いユニットを排除するためにあるが、生き残ると危険なユニットにしっかりとどめを刺したり、他で十分削ってから村攻めに利用したりもする。相手に経験値を集中されやすいので注意。強力が付くと時間と場所によっては意外な相手を倒すことができる。逆に付かないとお荷物になる可能性すらあるので、場合によっては安い相手を倒すのに使っても良い。例えば反乱軍相手なら、強力が付いたら魔術師やウーズを狙いたいが、付かなかったら呪術師あたりで筆者は妥協する。複数雇うのは(場合にもよるが)対アンデッド以外ではおすすめできない。


ドワーフの警護兵
守備専門のユニットとしては最高峰。グールのような誤魔化しではなく、本当に堅いので攻め込まれやすい村に置いておけばある程度の安心が保証される。しかし堅さは「装甲」の性能によって成り立っているため、攻撃の際にはほとんど活躍できないのが難点。また守備している村を素通りされないために他にユニットが必要なので、結局あまり得していない気がするのも難点。こいつで村を盗めれば最高だが、かなり難しい。バージョンアップによって性能が向上した「壮健」とかなり相性が良いと思われる。守備している村を攻められても生き残っていれば最低HP11が保証されるのはなかなか。

盗賊
奇襲は陣営中最高の火力を持つが、逆に奇襲できないと雇う意味の無いユニットである。ZOCは縦方向のマップでは弱くなるので挟みやすくなり、活用しやすくなる。相手が忠誠軍、北方部族あるいはミラー以外なら雇ってみるのも良いが、相手の腕次第ではなかなか挟ませてくれない。斬撃弱点ユニットを素早く倒すのが役割であろう。盗賊同士で奇襲するのはおすすめできない。片方がラッキーヒットで倒してしまうともう片方は動けない。ランクアップすると散兵が付き、相手は攻めをリーダーで受け止め辛くなる。ただ脆いのは変わって無いので注意。

追いはぎ
安価な斥候ユニット。アンデッドに対しては特効薬であり、複数雇うこともあるだろうが、その他の場合は特に仮想敵もいないので役割が持ちにくい。安さを生かして後方撹乱や、重要でない村守備などが主な役目だろうか。盗賊の奇襲や狂戦士守備のZOC埋めなど、他のユニットと相性が良い。汎用的ではあるが初期雇用に2体出しても良いかは筆者の中で未だに結論が出ていない。

密猟者
他の陣営の投射ユニットと比べると多少見劣りする性能だが、この陣営なら活躍の機会はある。陣営中唯一の投射4回攻撃ユニットなので、とどめ役として使える。また必要経験値も少ないのでランクアップを狙うのも良い。貫通弱点相手に使うのはやや力不足なので銃撃兵に期待しよう。また、森で60%回避というのも忘れてはならない。対エルフでは森地形の占領は重要なので覚えておくと良い。

グリフォンライダー
全ユニット中最高額の斥候。初心者も上級者も狙ってくるので注意。火力は斥候ユニットとしては凄まじい。夜のオークの兵卒がぶんぶん飛んでいるのを想像してもらうとわかりやすい。そのおかげで特定の斬撃弱点のユニットは瞬殺できることも。博打ではあるが、次のターン逃げられる状況なら試す価値はある。また平地の壁役としても使えなくもない。だが基本としてはその火力で相手の行動を制限するように使うのが正しいだろう。斥候役としてだけ使うには24gは高すぎるので注意。山で60%だが大抵ドワーフに明け渡すのが良い。ミラーでは追いはぎ・盗賊に相性が良いためこちらの方が優秀である。

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